Yan Seminar B2: Interim Reports at Fall Term 2012

2012年11月29日、厳網林研究会では学部生による中間発表会を行いました。 三年生以下は5分、四年生は10分の持ち時間で、今期これまでに行った研究の進捗状況と今後の計画について述べ、他の履修生や先生たちと意見を交換しました。 学期当初は迷走していると思われた人もこの時期になると研究目的や計画が固まってきており、結局危うい状況にいるのは自分だけだったという事実に打ちひしがれながらも、 普段同じ研究会の中にいてもあまり話すことのない「研究観、勉強観」というものを伺い知ることができる面白い機会となりました。 2012年11月29日、厳網林研究会では学部生による中間発表会を行いました。 三年生以下は5分、四年生は10分の持ち時間で、今期これまでに行った研究の進捗状況と今後の計画について述べ、他の履修生や先生たちと意見を交換しました。 学期当初は迷走していると思われた人もこの時期になると研究目的や計画が固まってきており、結局危うい状況にいるのは自分だけだったという事実に打ちひしがれながらも、 普段同じ研究会の中にいてもあまり話すことのない「研究観、勉強観」というものを伺い知ることができる面白い機会となりました。

Introduction of the local information sharing site “Bookmarks of the Town”

地域情報共有サイト「街のしおり」のご紹介 今回のニュースでは厳研WebGIS班が作成している「街のしおり」を紹介したいと思います。 街のしおりは地域の飲食店や観光場所などの情報をデジタル地図上に表示して、誰でもその場所に対してコメントを残せる地図サービスです。場所の種類・投稿数・投稿時間・投稿者から検索が行えるので、自分の気になっている場所や評判のいい場所などを手軽に知ることができます。山梨県富士吉田市の協力を得て、現在同市にて実証実験中です。 <街のしおりトップページ> このシステムは慶應義塾大学と富士吉田市による地域振興をテーマにした共同研究の一環として、厳網林研究室が依頼を請け負い作成しました。厳研では通常のGIS(地理情報システム)を利用した分析を行う研究の他に、プログラミング技術を利用した位置情報サービス(LBS)の作成の研究にも取り組んでおり、こうした技術に共感いただき富士吉田市の方と連携に至っています。街のしおりは主にjavascriptやphpを利用して作成されておりますが、厳研では他にもactionscriptやperl、MySQLと言った様々な言語が学べるので、こうした豊富な地図サービスの開発体制も、市から評価された一因となっています。 <富士吉田市:慶應義塾との連携の歩み> まだまだ街のしおりのシステムには課題が多く、今年度のシステムはいわばプロトタイプとして作成しています。来年度以降は本格的にシステムを市で運用するために、現状の課題を全てクリアし、市民にとってより有意義なものに成るよう開発を更に進める予定です。そのためにも、日々是改善の精神を以って研究に励むことが開発者個人としての思いです。 参考リンク:街のしおり Writer: Chisho Ueda

Environmental Fieldwork in Fujiyoshida City

Topics: Environmental Fieldwork, Camera Trap 今回は大学院で開講されている授業で対象地とした、富士吉田市でのフィールドワークの一部をご報告させていただきます。 この大学院の授業は「環境フィールドワーク」といい、地形図の見方をはじめ、空中写真の判読、土地利用、地形調査、生物調査といった環境にまつわる事について技術を修得し、地域の課題を発見、分析、提案を行う事を目的とした授業です。7月から8月にかけて分析ソフトを用いた植生被覆マップの作成方法や、テレメトリー、カメラトラップの使い方等について学び、9月に山梨県の富士吉田市にて植生調査、バイオマスの算出、哺乳類のモニタリング等を行い、現地の市役所の方や恩賜林組合の方等を対象に成果報告等を行ってきました。今回は今まで様々な方法の調査を行ってきた中で、カメラトラップについてご紹介したいと思います。 カメラトラップとは、野生動物を無人のカメラで撮るものです。これを使用して、その地域の野生動物の生息数や種類、あるいは生態系等を把握するのに用います。このカメラには基本的にモーションセンサー、あるいは赤外線センサーが搭載されており、カメラの視点の先に動くものが確認された場合自動的にシャッターがおり、SDカードに保存されるようになっています。調査する人がわざわざ現地に長時間待機、調査をしなくてすむだけでなく、地域によっては野生動物に襲われる危険を回避する事ができたり、人間に匂い等を残さなくてすむので、比較的容易に動物を撮る事ができるメリットがあります。また夜間においても鮮明に写真を撮ることが可能である点も大きなメリットの一つです。これを地面から約1メートルの高さに少し下向きにして木に縛り、9月に設置してから11月に回収するまで、約2か月間富士吉田市の森林に設置しました。設置個数は合計15台設置しました。またGPSを用いてどの地点に設置したのかを記録しました。 回収時はGPSを使用しながら15台のカメラを探し、回収を行いました。15台のカメラで撮られた写真の合計枚数は7947枚にも上り、それを1枚1枚入念に調査しました。この7947枚にはもちろん動物が写っている写真もあれば、何も写っていない写真もあります。この何も写っていない写真というのが大半になるのですが、これはカメラの誤作動によってうまれるものです。森の中では風が吹くことで木がしなったり、葉っぱが揺れたりするので、それを動物と勘違いしてシャッターをおろしてしまう場合や、木漏れ日等によって誤作動する場合等がよくあります。 結果としては鳥以外で、6種類の野生動物を確認する事ができました。1番多く確認されたのがシカで、8割の写真はシカでした。中には立派な角を持つシカや集団で毛づくろいをするシカの姿が写っていました。他には、イノシシ、タヌキ、キツネ、リス、ウサギが写っているのを確認する事ができました。 実は私達はクマが写っている事を予想、期待していたのですが、残念ながらクマはカメラを設置した地域では確認する事ができませんでした。今回はカメラトラップをご紹介しましたが、他にも様々な調査方法を学びましたので、次回の厳研ニュースに記させていただきます。 Writer: Takahiro Kanamori

Wanglin Yan Seminar 2012 Yead-End Party

厳網林研究会、2012年もお世話になりました! ということで、厳網林研究会では2012年12月27日、研究会終わりに忘年会を行いました。 近年、厳研の飲み会は居酒屋などお店に行くことは殆どなく、 研究室を使って皆で手作り料理を持ち寄ったり鍋をしたりすることばかりです。 正直たまにはお店に行って楽したいかな…と思うこともありますが、 会費は1000円、はたまた0円で済むこともあるので懐には優しいのかな、と思います。 『大学院生も学部生も隔てなく』 厳研の伝統として、大学院生と学部生の隔たりが全くといっていいほどない、というものがあります。 飲み会、合宿、グループワーク、フィールドワーク、プライベートの遊び… 学部生として3年間厳研に在籍した筆者も、当たり前のように院生の人たちと共に行動してきました。 上下関係にうるさい人間が皆無な厳研。院生の人たちもフランクで優しい方たちばかりなので、 こういうことができるのかなという気もします。 最近では留学生の方が急増して、英語を使わなければならないことがプレッシャーではあったりしますがっ…。 忘年会が終わり、年が明けると1月下旬に控える「最終レポート提出」に向けて多忙な日々が始まります。 あー恐ろしや恐ろしや。 みんなで頑張りましょう。 何の抵抗もなくリボンを装着する厳先生。

Wanglin Yan Seminar Autumn 2012 Report Meeting

単位を懸けた、最後の舞台。 2012年2月2日、厳網林研究会の2012年度秋学期における、最終発表会が行われました。 研究会を履修している院生および学部生の全員が、10分間の持ち時間の中で一学期間学んだことを発表し合い、互いの研鑽の成果を評価し合う場です。 今期は研究会終わりの「諸事情」により、いつもは発表時間が長く設定される卒業生や院生も一律10分のプレゼン時間だったり、質疑応答の時間を無くしFacebook上のグループページで意見を交わし合ったりと、時間短縮・効率よく発表会を行う手法が取り込まれました。 その結果、通例2日かけて行う厳研の最終発表会ですが、今回はなんと9時30分〜15時30分(昼休み込み)の6時間で終わるという快挙を成し遂げました! いやぁ、早く帰れるって良いですね。   『旅立ちの春の兆し』 発表会が終わり、先生と院生の方々が「諸事情」に行かれる前に、諭吉先生銅像前で記念撮影を行いました。 院生と学部生の卒業生全員と先生が一緒に写った写真…一生の思い出になりそうです。 この日は丁度慶應藤沢中等部の試験日だったのですが、寒さ厳しい冬の日が続く中で、快晴のなか南風が吹いて上着がいらないくらいの陽気でした。 皆との別れが近いことをしみじみと実感した筆者でした(/ω\*)ウゥ…。 記念撮影が終わった後は、先生と院生はロマンスカーで箱根ユネッサンへ、学部生は居酒屋花の舞で打ち上げをしました! あとは単位と評価がどう来るのか、不安の中待つのみです。 Writer: TAGUCHI HIdeaki