プラモウリン#4山手・関内

プラモウリン #4山手・関内
「いや、待って・ ・・・、誰の街並み? わかんない・・・・!」

今回の対象地は横浜の山手、関内エリア。ここは異国情緒溢れるとっても美しい街並みでデートスポットにも人気なエリアだとか。僕は前からこのエリアについて気になっていたので、ある先輩にそのことを伝えると、じゃあプラモウリンやってみようよ!ということで新規生ながらプラモウリンを企画、運営することになりました(笑)。

今回のテーマは「いや待って、 誰の街並み? わかんない!」。勘の鋭い方は思わず苦笑してしまうテーマですね!開港して150年以上が経った横浜がどのように過去の遺産を残しながら都市計画を行なっているのか見て回ってみることにしました。かなり欲張ってたくさんの地点を訪問したので、少し割愛して紹介させて頂きます!

午前10時にJR山手駅に集合し、まず最初に向かったのは根岸森林公園。なんで山手と逆方向である根岸に向かうかというと、なんとそこにはかつて競馬場が存在していたのです。もともと山手地区と関内地区は日米修好通商条約による開港によって横浜にやってきた外国人の居留地として栄えました。そこに暮らす外国人は外国人遊歩規定によって行動範囲が制限されていたこともあり、娯楽の場を求めていました。そこで作られたのが、根岸森林公園の前身となる根岸競馬場です。一時はゴルフ場にもなりましたが、現在では18ヘクタールの緑が広がる市民の憩いの場になっています。

ここで参加者の集合写真をパシャり、本当にいい天気です!

根岸米軍住宅地、昔の海岸線を確認した後JR根岸駅からJR石川町駅まで移動し、第二部の始まりです。外交官の家、フェリス女学院が建てられて経緯を説明させて頂いた後向かったのはベーリックホールです。

    

ここはイギリス人の商人ベーリックさんがかつて住んでいた家で、現在は一般に解放されています。事前にアポイントをとっていたこともあり、職員の方にガイドをしてもらうことが出来ました。外装だけでなく、内装も美しく、将来はこんな家に住んで見たいなあと思ってしまいました。ここでは山手の風致地区の説明もさせて頂きました。山手では山手地区景観風致保全要綱によって、異国情緒あふれる美しい街並みを維持しています。具体的には、建物の高さや壁紙の色、樹木の配置等を制限することによって、景観を守っているのですね。

山手外国人墓地、中華街を回り、最後は象の鼻パークで今回のプラモウリンを締めることになりました。最後に説明させて頂いたのが、横浜の近代的なまちづくりに大きく貢献したお雇い外国人R. H. ブラントンです。日本大通りや横浜公園を設計したことで知られています。彼が設計した外国人居留地の区画は関東大震災、戦後、現在と一つの交差点を除き変化がありません。ブラントンの都市計画は将来を見据えた非常に優秀なものであったのですね。

このように
居留地時代の建物を生かした土地利用
風致地区(山手地区景観風致保全要綱)
お雇い外国人ブラントンによる優れた都市計画

の三つが横浜の歴史的資源を生かした街づくりに繋がっていたのですね!

歴史を感じられる瞬間ってなんとも素敵ですよね。普段何気なく目にしているものも、なんらかの歴史を持っているかもしれません。調べてみると新たな発見があるかもしれませんね!

今回のプラモウリンを運営するにあたり、協力してくださった研究会の皆さん、本当にありがとうございました!

<文責:坂元>

坂元くん、忙しい中素晴らしいFW準備してくれてありがとうございました!

<編集:本間>